あちゃー。。。 ⇒ そうなりますか。。。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

$126:モノクロ。空の色。パラソル。彩りの未来へ。

月1回の、帰社の時期が来た。
ひさしぶりに地元にもどってみると、暖かくなっていた。
美容室に行き、特上天ざるを食い、
自宅でビールを飲んだ。

明日は、帰社報告日だ。
またいつものように運営側と現場側の、
とりとめもない理想論が空回りするんだろう。
そんなの、分かってる。

そして、再び東京へ。
そこで僕は、
いくら温めても味を感じない東京の飯を思った。





? ただ
  目の前に並べられた仕事を
  手際よくこなしてく
  コーヒーを相棒にして
  いいさ
  誰が褒めるでもないけど
  小さなプライドをこの胸に
  勲章みたいに付けて


  僕のした単純作業が
  この世界を回り回って
  まだ出会ったこともない人の
  笑い声を 作ってゆく
  そんな些細な生き甲斐が
  日常に彩りを加える
  モノクロの僕の毎日に
  少ないけど
  赤 
   黄色
    緑 ?





母親から電話があり、
話を聞いてみると、
僕が小学校時代に付き合いのあった、
ある母子家庭の話題だった。

その家庭は、
長男と長女を、母親が育てているという、
今の時代、変哲もない構成だったのだが、
その母親が、長男の嫁を包丁で刺し殺したのだという。



 「 付き合いが長かったから
    あのお母さんがそんなことするなんて
     私 ショックだわ・・・ 」



と、母は言った。



 「 他の家庭がどうであれ
    ウチの家族が平穏なら
     オレはそれでいいと思うけどね 」



と、僕は言った。



少し黙った後、母は不安と安心まじりの声で言った。



 「 ずいぶんと大人になったのね 」





? 今 
  社会とか世界のどこかで起きる
  大きな出来事を
  取り上げて 議論して
  少し
  自分が高尚な人種に
  なれた気がして
  夜が明けて
  また小さな庶民 ?





「大人」になるということは、
詰まる所、「現実を知る」ことだと思う。
「現実」とは、「生活に密着した事象全て」である。
愛や、夢、泣き笑い、希望、支え合い、破綻、再生。
そのような物事とは、
「現実」を知らずして、決して語ることは出来ない。

だからこそ、
「若者」というジャンルの連中が語る、愛や夢は、
どこかしら不具合が潜んでおり、
またそれを憧れにすり替えて、やり過ごしている。
ただし、その時期は誰しもが通る道であり、
また必要な「課題」だという期待値をこめて、
せめて私たちは、彼らの行動を、「青春」と呼び許容している。

「青春」とは「現実をしらない時期」という意味だ。
そこに、滞在し続ける人間は、
「大人」ではないということだ。

ただ、それだけのことなんだ。





? 憧れにはほど遠くって
  手を伸ばしても届かなくて
  カタログは付箋したまんま
  ゴミ箱へと捨てるのがオチ
  そして些細な生き甲斐は
  時に馬鹿馬鹿しく思える
  あわてて 僕は彩を探す
  にじんでいても
  金 
   銀
    紫 ?





今、
僕には、家族がいる。
父と、母と、妹と、愛犬がいる。
いかに打たれ、
どれほどにうつむき、
途方もない哀しみに堕ちたとしても、
家族がいる限り、死んではいけない。

家族とは、自分、だからだ。
離れた別の自分の肉体、だからだ。



今になって、
やっと分かったことがある。
それは、
「自分には、帰る場所がある」ということだ。
これほど、幸福なことは、
世界のどこにもないんだ。





  ( ただいま )

   ( おかえり )





クズのように落ち込んで、
疲弊にまみれたまんまで、
出張先のマンスリーの玄関を開けた。

そこで独り、「ただいま」と呟いて、
その後、昔は聞こえていた「おかえり」の声を想い、
少しだけ、泣いた。





? なんてことのない作業が
  この世界を回り回って
  何処の誰かも知らない人の
  笑い声を 作ってゆく
  そんな些細な生き甲斐が
  日常に彩りを加える
  モノクロの僕の毎日に
  増やしていく
  水色
   オレンジ ?





今、僕は動いている。
毎日、漫画本やゲームを楽しみにして、
それを糧に、生きている。

そして、ある日、
自分の下らなさや、仕事の不毛さに泣ける時がある。

そんな時は、
胸に手を当ててみるんだ。
深呼吸をすれば、高鳴る心臓の音があり、
その鼓動だけは、死ぬまで、いいや死んでもずっと、
ずっとずっと、自分の味方なんだ。

そして、たとえ離れていても、
同じ鼓動を、僕に向けて放つ、家族がいるんだ。

なら、まだやれるさ。

きっと、そうなんだ。



そうなんだ。





? なんてことのない作業が
  回り 回り
  回り 回って
  今
  僕の目の前の人の
  笑い顔を作ってゆく
  そんな確かな生き甲斐が
  日常に彩りを加える
  モノクロの僕の毎日に
  頬が染まる
  温かなピンク


  増やしていく



  きれいな彩り ?


[Mr.Chldren/彩り]



(つづく)

スポンサーサイト

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。